テキスト1988
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七竃梗種挿花器煤竹寸筒ヲ令。胴はやや葉を多いめに残して真副一丁ノJlノ〈葉、。付きの多い校物花材なので真に芽吹きはじめた季節の七竃は、生花としていけられた花瓶の中でも生長を続け日ましに葉が大きく育ってなりそうな枝をえらんで水際から枝先までの形をよく見ながら余分な葉をすかし、型にはまらない枝をはらってから真の形に携める。七竃は水気の多い携めやすい花材だが若葉は多量の水を必要とするので注意深く扱いたい。副は中程まで太いしっかりした枝をえらび、そこから短かい小枝の出ているものを作ると形がはっきりすの分かれ目をかくし、見越は軽い枝を用いる。彩りを加えるのに桔梗を総固から控に挿し加え、留に七竃を加える。いけ終えてから花器の中の水をいれかえて飾る。七竃行型(中級向)l,\IJ キ吉7

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