テキスト1988
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立花水仙水仙は初季、盛季、晩季の三季にわけ、それぞれの季節の出生の姿を求め花数、葉数‘組み方の基準が立てられている。初季には花は少なく奮を多く‘盛季になって開花をふやし、晩季には雪折れ葉や‘先の黄ばんだ葉をとりまぜ花数、葉数を多く使い、花型も乱れの水仙の季節感を上品に表現する。今回の研修会は二月の初旬で、水仙の花期としては終りに近く、本来なら変化の多い花型にいけたいところだか、水仙一色の立花ははじめてという人か多かったので、著萩の借葉、前置に黄色の小菊を使って、わかりやすい行の花型をえらんだ。花材水仙(予備5本をいれて一人20本)黄小菊花器柿釉花瓶著萩見越11 色

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