テキスト1988
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黒芽柳・アマリリス株分け黒芽柳は明かるく華やかな洋花類とよくあう花材である。アマリリスは江戸時代、渡来後聞をおかず生花に用いられていたので古典的花材と同様に葉組みの約束事が古くからきめられている。株分けの場合、主献の黒芽柳からいけはじめる。分かれ枝が多いがよほど邪魔な枝だけは切りとり、あとは出生のままの枝を残して形をととのえる。作例の場合子株がアマリリスという大輪の洋花なので主株の黒芽柳は高くいける。アマリリスは真の花の前に一株として挿した6枚の葉に真、真圏、見越、副、副の沈み、胴の役割を持たせる。留側は、控の位置のアマリリスの花の前に、総圏、留、留の沈みを一株として挿す。花器黄土色横長水盤真やI A; A 4'7>/l 2誕聞B留の花3見組4凪15副沈み6酎7総闘8\li 9控5

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