テキスト1988
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紅臼梅擬立花南天も紅白をとりあわせるか、同じ紅白の実珈でも‘陶叩は葉を落として使うので色彩の対照は梅擬の方が鮮やかである。このとりあわせの立花は、先月号のテキストに和則の立てた端正な作例を掲載している。今回は少し趣向を変え、南天の胴に倣って梅擬で胴を作ってみた。請の下枝を大きくのばしたので、流枝は短くとり‘正真には淡紅色の叡釈を使い‘比良の暮雪の絵の前を明る<飾ってみた。花材白梅擬ー真・副・内見越・紅梅擬ー請・流枝・胴内淡紅菊ー正真赤松ー前置枯松ー控花器灰色釉花瓶坂野鳳洋作掛軸比良の暮雪塩川文麟画内見越10 胴

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