テキスト1988
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投入基本花型盛花と同様に、投入でも斜体においては副主型がよく使われる。ます主になる副(図解の太線)を挿し、次に花瓶の左上に真を直立きせる。作例では真と副の聞が広過ぎるので、副の補助枝として雪柳を一本加、えた。胴は雪柳らしく、花瓶の口から枝先を垂れ下がらせ、大きく空いた副と胴の間にパラを挿す。留の白菊は、左にのびた副とのつりあいを見ながら右斜前に出す。中間にはパラに白菊をそえ、パラの赤をひき立てる。控はその後方で直立させていけ上がる。花材雪柳|真・副・胴パラ|胴・中間・控白菊!留・中間銀彩白角花瓶斜体副主型イじ器4

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