テキスト1987
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AM 中国では今から千五百年前の梁時現在私達が見慣れている花の中で最も品種の多いのは菊である。花屋では一年中季節を追って次から次へと品種がいれかわり、その種類はどれぐらいの数になるのだろう代から現代の菊の祖先が作られていたそうで日本に渡来したのは天平時代だが、本格的な菊作りのはじまったのは元禄時代ことである。正徳・享保なると花の直径がおでから討でもある大輪菊が作られ、現代の菊のすべてがほとんど出揃っている。又この時代は日本の植物学(当時は本はλ草ぞ弓学といった)が画期的な発展を見せた時代で、いけ花史上では立花の完成期に当り私には大変興味深い時期である。(盛花十一色)ご六八八一苫四)以後の(一七二一七一ニ六)1i菊10

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