テキスト1987
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木賊の地下茎から分岐した地上茎は、七・八月頃先端に胞子嚢穂(花)がつくようになると茎もしっかりから初夏にかけて若い木賊が花屋に庭に植えこまれている木賊は普通高さ60|loo[ン‘太さは数‘‘、リぐらいさ2M、太さも2iン近くまで生長すままの長さでいけたいところだが、70180仕/、大きくいけるにしてもせいぜい1Mを少し越すぐらいのもの翡に使った木賊も長さが翌、太さが揺[ンもあつたか穂つきの上部を高く真にとり、残りの太い下部を副や胴の沈み、切株状に束ねたものを留に使っている。桧扇も八月になると小型で葉並び又このとりあわせは、晩秋黒い実をつけた枯桧_扇と、霜で飴色に変色花材花器4頁に解説図)ね即と檜鵬(株分け)しはじめ緑の色も深くなる。(晩春出るが萎れやすい)しか育たないが、種類によっては高るものもある。そういう木賊を見つけると、その生花として形のおさまる高さは普通だろう。のよいものが手に入るようになり、木賊ともよいとりあわせとなる。した木賊という季節感の深い生花にもなる。第三種邦便物認可桑原専慶流いけばなテキスト291号昭和62年9月1日発行(毎月1回1日発行)桑原専慶流家元発行定価五00円土桧ひ木と器扇i賊i

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