テキスト1987
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行汗Uニ士二ヲ令花器煤竹寸筒菊の生花の稽古は、一輪咲きの中輪菊でまず五本からはじめ、二本ずつ枝数を加えて、七本、九本と順序をきめて習い覚えて行く。作例では、真の高きは花器の口から約ω句、副は約犯でにとり、それにあわせて真囲、胴の高きをきめるが。同時に前後の奥行きを充分にと。留、総囲は急角度に携めなくてはならないが、どの程度まで曲げられるかを残り枝で試してから実際に使う枝の形をつけにかかる。携め方は、親指の爪を菊の茎に直角に立て、押しつぶしながらねじるようにまげる。そして一ヶ所だけで携めず、ーでおきぐらいに二一ヶ所ほど押しつぶしておけば枝のいたみ方をやわらげることができる。又境める際、葉の根もとを折らないよう、葉と葉の聞の茎を注意深く爪で押しつぶす。白菊七輪6 鳴’

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