テキスト1986
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華山梨!お兼戸Lq也自FHμ、,bv,,やまれんげ竺くうんぼくおおやまれんげ花器古銅立花瓶・白磁水盤花器焼締花瓶梅、木瓜、桃、桜、椿、木蓮:::と早春から晩春にかけて多くの花木をいけ続けてきたが、それらの花もお散り、木々の緑が深まってくると大山蓮華や白雲木のような山の木の花が新緑の葉蔭花咲きはじめる。大山蓮華を生花としていける場合まず枝ぶりが単調な上に撰めがきかないので型にあてはめられそうな枝をえらぷ。相当大きな枝でも撰めないで形になるのはごく一部分なので大作はさけた方がよい。作例も真、副、留の三本だけで真の長さは印仰ぐらいしかない。そしてあとから枝をそえないですむよう小枝は残したまま一応いけあげてみる。葉は店側から5佃ぐらいのものまで多量についているが乙れも水際以外は全部残しておく。必要な枝がまとまったらしっかり横くばりをかけて不要な枝葉の整理にかかる。大きな葉からとって行くが枝ぶりが単調なので奥行や花型に変化をつけられそうな大葉だけは残しておく。あとは小ぶりな葉で山の花木らしく緑の豊かさを見せなければならないのですかし過ぎないよう注意する。花の聞ききったものは変色するのが早いので切りとり開花寸前の菅を効果的な位置に据え、いけあげたら一度水をかえてから飾る。初夏の花木大山蓮有薬7 ....... ......

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