テキスト1986
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第三種郵便物認可桑原専鹿流いけばなテキスト加号昭和白年1月l日発行(毎月1回1日発行)桑原専底流家一応発行ととの、えてみた。多くの花の中で、大輪のカトレアは最も豪華に感じられる。一般にカトレアとよばれているのはカトレア属の他に近縁の他属と支配きれたものもいれられている。又一般にカトレアというと大輪を想像するが中型、小型にも美しいものが多い。作例に使ったものも中型で一本の茎に五輪ぐらいの花がついている。大輪のカトレアは花弁の面積が大きいので色調が相当強く感じられるが小型撞は色面が小さく分散されるので色調がやわらかくなっている。その点でとりあわせの範囲もひろがるので使いやすいといえる。ごく普通の、基本花型をいけるのにも都合のよい花器に対して作例のような花器を変型花器とよんでいるが、変型花器の利点は必然的に花型に変化ができるということだろう。時折変った花型にいけてみることによって、それまで考えつかなかったいけ方を発見することもあり数の中には一つはあってもよい。小型カトレアにアンスリュlムの枯葉の色のうつりがよい。アンスリユ|ムの足もとに羊歯を配して形を花材ム枯葉花器定価五OO円カトレアニアq'=.しカ口ン歯だト花スレア瓶リ

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