テキスト1986
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あのいろ山今へ’A菊れ子日ヲ令。パンクシアには黄色系の花が多い十月八日が英ヵ,A、露ろ、そ二十三日が霜AJ降E,、二十四節気は季節の推移を古い天文学で割り出したものだが、それに当る十五日間には適確で親しみゃすい名称がつけられている。体育の自の頃になると、獅十判事におりた露が、朝日にきらめく野道はもう肌寒い。春慶塗の丸盆に、狗子草をあわせ山菊と軍総艇をとりあわせていると近郊の田舎道が想い浮かんでくる。のんびりと、技巧にはしらずいけたのが、上の作例である。この頃よく使われる、プロテアやパンクシアは山もがし科に属している。パンクシアは場日入ふ洗りいに似たブラシ状の形でオーストラリアの花であ蔓叫ようだが、作例に使ったパンクシアは暗赤色の花である。重く暗いとり草作あわせとして、榛の木、花器は濃い焦茶色の肩壷を使ってみた。うるおいには欠けるが、落ちついた洋間向きのとりあわせの参考になるいけ花である。〈表紙の花花材二十四節気の一〉パンクシア人榛はの木花器飴色粕一屑壷こ寒露Z、:;~ j句梅擬山黄き薄花器春慶塗丸盆9唱8 葉σ3

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