テキスト1986
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みやまはいびゃくしんそなれ』ヨ4F込吉右率命ぜ伊吹重伊吹重切り花器’円竹二切筒ひのきびいぷき私達が、生花の稽古に使う伊吹は桧科の柏ゃく槙しん属の柏槙のととなのだが大別して次の四和に分かれている。⑨且塚伊吹は、柏棋の困芸品積で、和十日に使うのは主として乙の種類である。⑨柏棋は直立する中高木で、老木になると、樹幹は何本かの深い縦筋ができて、大きくねじれる。海岸地方では、海からの強風を・つけて、傾斜地を心うように仲びる。⑨深山柏棋は高山地帯で這うように仲び、枝は斜上する。⑨這柏槙(磯馴)は十日くから庭悶樹として則いられ、低く地に這い、マット状にひろがる。一般に伎われている貝塚伊吹は、以が真直ぐで、撰めやすく、生花の科古花材として好適である。寸簡で、行型からはじめ、草刑の各花型をいけ乙なせるようになってから、二屯切、三百切りの扱いに移れば、仙の花材を則いて、三種挿、瓦和挿等、多彩な生花をまとめられるようになる。伊吹は他の草花を根締めに用いる乙となく、二世いけが良い。棋、征木も同様である。作例は、下段は行型、上段は垂体副流しとした。どく初少的な、二重切簡の伏い方である。5 \~~

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