テキスト1985
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品帆審AHhたまのかんざし事A古叩一ニ稲川国誹肌叩六月頃から咲きはじめ種類によっては夏を乙して九月に咲くものである。挿闘は六月の匙さじ擬ぎ宝ぼう珠しで花の丈は葉よりも幾分低い。乙れよりおそく咲く玉替は花は葉よりぬき出て高く咲く。当流生花葉組七種伝の一つで葉の株の聞から花の茎がのび山る形をとって二花又は三花に葉組九枚をそえていける。夏の聞の生花は水草や薄等を用いて軽やかな涼風が吹き通るようないけ方が好まれる。枝物も深山南天のように山の上の爽や駐帆場回問診同叩牝仙一一一括也捨扇茸かさを感じさせるものがよい。枝葉をよく整理し、副側には紫色の鉄線、留にはピンクの単弁の小菊を配してみた。他に雪柳の緑の夏枝、七竃のよくしまった細枝等で作例のような扇;生花が好まれる。六月から八月にかけての花材。花茎の上部で形よく生えている葉を残し、下部の葉をいためないようにもぎとり出生の形に準じて葉を組み水際をととのえる。あやめ科の花なのでわずかながら爪もあるので表裏、左右をよくたしかめて杜若の葉組を応用していける。各地の夏祭の生花とされている。j脅ひ7

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