テキスト1985
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たりi号/イリえいちはつ鳶尾は中国南部原産で白木に渡米したのはかなり古い時代らしい。花の色は紫色でまれに白花も見られる。ふつう花屋で荒尼といって売られているのは白花のニオイアイリスである。本当の鳶厄とくらべてみると葉の巾が広く厚い乙と、鳶尾の葉の表面は緑色で艶があるが、ニオイアイリスの葉の表市は’円い粉のようなものにおおわれている。業組は社若と同じく、三枚、五枚、控は二枚と同じように作るが、花五本の場合は控に花を用いず見越に挿す。いちはつ黄、花海芋4鳶尾蒲尾蒲長さ一米ほどある宿根アイリスは五月の中旬頃山はじめる。白花と黄花の二積だが桂木の弾力性も強く丈高くいけると堂々としていて中々気持のよい花である。葉組は胴、留で三枚、低い親業はそえなくてもよい。瓦、一則のように高くいける枝は葉をはずきないでそのまま用いる。図は五花の作例である。蒲は留に他の低く使える花を使って二椅いけにする。又蒲は水平なのでとりあわせる草花も、水草或いはそれに近いものをえらんでまとめる。アノイきばなか唱うn,ぇ黄花海芋6

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