テキスト1985
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ぼうげか貝んアネモネと口に出して言ってみると甘いひびきがある。和名では紅花翁草と書き、はないちげというらしい。翁草は巻頭に使っている風情はき豊かだが地味な花である。両方共金鳳花科の一一輪草属の花だからといって紅花翁草というような和名を無理につけなくてもよさそうに思う。アネモ、不は私の家でも時々食卓にァ、ネモ、不白、赤、紫、藍と色とりどりに集め挿しで聞いた花を上から見るのがいいようである。く。花には拙かちり見て姿のよいもの上から見た方が良い花がある。との作例も写真にとったあと食4K飾っている。貝舟の市が聞きはじめてくるのがかわいい。て低く無雑作にいけているが、一稲花の中心が黒くそのまわりが淡色で外側に向かって色が濃くなって行不アモ不母(ばいも)花器*I:「色コンポート

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