テキスト1985
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つる一ヲめもどきュlムを使っている。仏炎琶の大き今月号には表紙のポインセチア、このぺlジの小型アンスリュlム、3ページのシクラメン、裏表紙のカーネーション等赤い花を主題にしたものを凶作いけてみた。ポインセチア、シクラメンは季節の花だが曇りがちな初冬には明るく楽しいいけ花で部屋を飾りたい。まず表紙のいけ花は鉢植のポインセチアを切って使ったが、生きのよいものなら水切りしただけでいけておいても水揚げは大丈夫だが、念のため切口を焼いておいた方だいいだろう。そろそろ温室栽培の海芋が出まわりはじめたがポインセチアの真赤な琶葉との対照は鮮かで気持のいい配色である。この二槌の花に朱色に熟した蔓梅擬の実をからませて一作のまとまりをつけている。花器はチ!ク材の木の葉形の木鉢を用いて温かみの感じられるように配匝していヲ@。2ページには少し変ったアンスリきは7センチぐらいで内向きの碗状になっている。このアンスリュlムははじめて見る品川聞である。この六本のアンスリュlムに長短をつけ、前後の奥行も充分とって、自のネリネ二本、ピンク一本を水際に低くそえる。花器として用いたのはボストンで見付けた布製の小物入初冬の赤2

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