テキスト1985
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桑原専慶流いけばなテキスト捌号昭和的年同月l日発行(毎月l回l日発行)桑原専慶流家元発行先月号では咲き遅れの姥百合の花を使ったが正常なものはもうこんなしっかりした実をつけている。花材としては花よりも枯れた実の方がよく使われているので時々テキストにも掲載している。その場合自然調に秋草ととりあわせるよりも、作例のように無季的で構成上の面白みをもたせることが多いようである。作例もそのような傾向で会場向きの小品の参考となるいけ花である。花材姥百合の実撒(きささげ)濃紺扇査薄を4頁の作例と同じような使い方をし、花瓶の方には他の花をとりあわせず、下にキウイの実と花茄子を置いてみた。花材定価五OO円ス卜レリチア花器花器姥百合の実表紙の花横花5キ薄縞荷主ウ模キすイ様花瓶

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