テキスト1985
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ひとでth,デhvいp、‘。け方の説明をするつもりが又々私達が満作とよんでいるのは丸葉の大』で、四月頃黄色い花をつける本来の満作ではないととは度々テキストにも書いている。同じ満作科の落葉小高木なので間違いやすい。関西では主として丸葉の木を使うが美しく紅葉する十一月には同時に直径ロミリほどの赤紫の五弁花が短い花柄の先に二輪背中あわせに咲く。花弁は制長い入手のような形をしている。他に丸葉満作、錦制作というのもあるが丸葉の木とは花季や葉形が少しずつ異っている。山歩きをしていると平生よくいけている花材と閉じ名前でありながら少し追った木や草花を見て首をかしげることがある。それはこちらが正確な属名と近縁粍にどんな植物があるか知らないから起きる疑問で大変いい傾向なのである。多分家に帰ってから手持の植物事典で納得の行くまで制べるに違い植物談になってしまったが、紅満作は左下にのびている小葉の美しく紅葉したものがいけよい。大葉ばかりのときは一枚おきにすかして使う。とりあわせは白花又はごく淡いピンクの花を主花、補色として明るい紫色が和古に向いている。花材丸葉の木(紅満作)秋山菊(貴船菊)白花器黄土色耳付花瓶8

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