テキスト1985
11/144

嘉門、品川山且図は竹を真、一副に、栴を胴、留、控に松を配した生花である。竹の上端は節から川畑はなして水平に切り、下の方は水際から3叩上に節が見えるように校どりする。節の数は奇数ときめられている。留、控には若松を月いるのが本来の挿法である。又松竹崎の三種を三瓶にいけ分けることもあり、中央に若松を真の花型、左右に梅、竹を行の花型にいけ分けて飾る。索、牡丹初冬花咲きはじめる寒牡丹は、春の牡丹部川内紛川拾博と趣きをかえて閑寂な姿にいける。真、副の枯幹の位置を定めて真の幹の七分自位の両さに固い菅を一輪、胴に中聞の花一輸を配し、留、控は葉だけで作る。梅の生花ではず楚わえと幹の対照、すなわち若枝のすっとのびた縦の線と老幹の横あるいは斜の力強い対比が尊重される。若い梅の枝先には細く短い楚が数多く分かれ出ているので、乙とさら楚をつけ加える必要はないが、老幹を用いた場合には必ず楚をそえたい。そえる位置は控や見越で直立させる。又梅は清らかな室内で香りも楽しみたい花である。梅梅μ」生益三'Sよl'."J?C3K降、も7 議密主{議

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る