テキスト1984
34/137

真留d木瓜には多くの凶芸品種はあるが、私達が普通いける際には、わい]は別としてその大きさで二つに分けて考えられるο大きい木瓜は幹の太さが三センチ前後あって、毎年よく刈込まれているのでまとまりもよく点強いれ主いる》小さい方の木瓜は太己一センチ以下で、細枝が気ままな方向K長々と’ハ然にのびているν稽古に使うのは乙の屈のらのであるu細枝の先には小さな葉がついていて、いかにも向然な姿なのだが、花は下の方の幹にしかついていないυ或る程度の大きさにいけ上げようとすると、どうしても聞のびした花のない細枝を犠牲にせざるを得ない。そこで細枝のもっている向然感をどの程度とりζんで、一瓶の生花をいけられるかが、小さい木瓜のむずかしいところである。細枝を大きく使いたければ一川に真横に大きくっき出し、一削流しにまとめるとよい。水仙は留側に、総囲(葉三)一莱四)、控(花一葉四)でまとめ、袴は水面から一センチ山して揃える。展覧会用の大作によく伎わ、留(花煤竹寸筒木瓜水仙7

元のページ  ../index.html#34

このブックを見る