テキスト1984
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牡丹花真角薄端,寒計一丹は初山梨と初冬に二度咲きする品種なのだが、現ム壮一兆〜中に売られている牡丹は温度調節で、開花期を早めたものが多いようである。この頁ιとりあげた牡丹も寒牡丹ではないが、寒牡丹の感じをとりいれていけたものである。流の内くからの寒牡丹のいけ方は、「初冬十一月の末より山る冬牡丹は、春の花とことかわり、趣き凶取に、専もっらぱ真の態に挿しなすべし。第一に真、真のかたき花一木、胴に中聞の花一本と挿し、留には葉のみ一本を挿すべしυ総じて五本なりω控門葉にて見るべし》胴の葉寂しきままにどっしりあるべし。」とされている》又晩春の盛季の牡丹は、真に中開、刷に開花、留には回い膏を葉隠れに挿す。村幹は胴と真の後に内副のような感じに用いるが、寒牡丹の花型のように大きく目立つようには挿さないυ巧薬、陀れば牡丹」というように、苛薬は少し高く、牡丹はどっしりと葉をゆたかにいけるのが乙の二つの花のいけ分け方の特徴であるο「立てば_J ノ\一川の幹木二木の位凶を定めて真ぼくの低きところ否E6

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