テキスト1984
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a,,、’e凶54,,.(副流し)花器白糊花瓶菊HUH菊も秋には自然味のある品種がでてくる。葉をた六頁の仙渓の描いている生花図は毎月の研修会で会員にお渡ししているテキストから寸一月号に使えそうなものをえらんでみた。研修会では乙の絵と、いけ方の要点をまとめてコピーし、それを中心に一時間ほどその片の花材をいけながら解説してから皆さんにいけてもらっている。っぷりつけ曲のある枝をえらび無理のない形にいけたい。花の大きさは中輪以下とし、輪数は奇数にいける。寒桜日川川散り残った葉と僅かばかり咲いた花が晩秋から初冬への季節の移りかわりを感じさせる。春嫡漫の桜と風情を変えて、枯淡な姿を求めたい。赤芽柳・椿UH赤芽柳は生花の構成の基木を。椿は枝どりの工夫を稽古する。椿は生花の留によく使われるものだが、乙の扱いに押熟すれば投入、盛花、殊に一輪挿のいけ方に進歩がのぞめる。講義ではζのようなことを話しているが、との解説の原図もいつの間にか七、八十枚たまっている3生花の解説を加えて一冊の木にまとめたいとほっているが、そのためには少しまとまった時間ができないものかと考えている。中々行儀のよい猿喉杉である。猿狼杉は枝に短い葉ばかりがつくのと、長い葉ばかりつくのが交互に出てくる。乙の生花では長い葉のついた枝を真、一則に使ったのですんなりした形にいけられたのである。短い葉が枝先に房状に輪生したものは胴、留に用いている。枝先から下K脇枝が多く、どの枝が有用なのかよく見きわめて整理してからいけはじめる。一本で二役兼ねさせようとすると、どとかで形が狂ってくるのでかえってよくない。関の山方が少し高いのが気になる欠点である。六頁の生花図について乙れに岡山のド猿猿杉猿猿杉7

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