テキスト1984
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ひとで内ずらフィロデンドロン生花草ら鉄破百白色柚花瓶・セロウム(ひとでかずら)熱帯性の観葉植物は盛花や投入に色々な使い方で巾広く利用されている。又洋花を主にした立花や生花にも用いられている。副材として留にモンステラや人手蔓の小葉がよく使われているが、主材としてもいいものである。ただ葉の大きさにくらべて葉柄(茎)が短いので使われるζとが少ない。作例に用いた人手長は直の葉で直径回叩、葉柄の長さ日仰と短い。5枚いけようとするなら葉の大きさは真が直径回仰、価、留お側、らない。そして副をこの作例より少し高くとって胴、留と挿す。その際のいけ上がりの姿を想像していただくと、大きな而をもった人手蔓5枚はいけ過ぎではないだろうかと感じられるに違いない。事実多すぎて形はととのわないυ適当な大きさをえらんでも、真、副、留の三枚が美しく形をととのえられる限度で、あとは他の花材をあしらった方がよい。作例では見越、胴に鉄砲百件を配し、総囲、留、控には孔くじ雀ゃく草そうをそえてみたυモンステラも同じようにいけることができる。同じような形をしているカラジュlムでも小さな草花をあしらって、小型の生花とすることができる。榔子の葉も時々稽古に使っているが真の長さは卯佃からlm位のアレカ榔子かケンチャ榔子が姿がよい。これも真、副の二枚で充分であとは洋花の明かるいものを留、控にそえる。モンステラにしろ榔子にしろ、葉の巾が広いので、一川の一枚で胴の役も兼ねることができる。サンセベリアもよく反モったものを大小集め、水際が太くならないように気をつけながら留まではサンセベリアを押し、控に明るい色の草花をそえる。谷渡りも同様にいけるとよい。ただとのような熱帯性の広葉ものに出生を無視して無闇に他の花をさしそえるととはさけたい。副却価、胴卸控均価とよくえらんでいけなければな孔雀否E6 イ~

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