テキスト1983
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主己つちかたま由かんざし九葉煤竹ナ筒七店伝の中の擬宝珠に関して伝書には次のように記されている。紫専の栢知拡だ多く、山野に自生するもの、或いは人家に培ふもの様々なり。此慮に伝を設くるは、さじぎぼうしゅ、王替、大葉のぎぼうしゅ咋ζれなり。挿法は葉を用ふる平七枚、或いは九枚にして必ず一株物たるべく、匙紫専は其出生に従ひ高さ一代前後K留め玉普及大葉の紫専は其高さ三尺前後に致すべきものとす。花は其数二本或いは三本に限り二花なる時は其刷に用い三花なれば真胴留に用ふ。真胴の花は心持高く、留の花低きと知るべしυ葉九枚以上用ふる事なく二花には葉七枚にして三花に対し葉九枚とす。葉七枚貰(副胴留控真岡総問口(比一川の二葉相向ひて其内より一花を出し、見越真岡ν〈此れを相抱く胴に一花、留と控(控は胴と向ひ合せ挿すべし)の内より一花を出し、総聞は最も過去なる古葉を用ひ、水際胴留の中間に山すべし。横掛及向掛に用ふべからず。とあり、他の伝書には匙紫等以外は花を高く用いるようにと出生花関する注怠が述べられている。紫ぎほ専うし(ゅ擬宝珠と同意)真副胴留控真回総囲見越胴の沈み花胴見越擬宝ほつ珠しl), 耕一拭九枚6

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