テキスト1983
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旦謹賀新年桑原皆様も閃かな良い年を御迎えになったことと、御慶び申上げます。昨年は先代十三世専渓の跡をついだばかりの、多事多端な一年でございましたが、幸い充実した毎日を送る乙とができました。そして今年も一層明るい希望に心を弾ませております。乙れも皆様の御力添えの賜と年頭の御挨拶をかねて御礼申し上げます。乙の一年を顧みますと、桑原専慶流師範会の新発足もようやく絡につき、一月十六日には第一回の総会が行われます。流内の皆様も何かと師範会をど利用いただき、皆様御自身の師範会として大きくお育て下さるよう願っております。又各種の研修会も新設され、私共のいけ花を熱心に又楽しく吸収して下さっているというととは、流儀の大切な基礎固めであり心強く思っております。流内の明るく活発な交流と、花技の精進というこつの大切な乙との確立の目途がついた昨年をふまえて、今年はそれを大事に育て、桑原専底流が皆糠にとって益々良い流儀になりますよう一門の力をあわせて進む今年でありたいと思っております。簡単乍ら年頭の御挨拶とさせて頂きます。新年御芽出度うございます。渓子子な昭和五十八年元は楼素仙2

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