テキスト1983
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門店かql じやり7}く山さん淑しよ位うの大きさである。色は渋味の一子コ・り店ぷ木の実は梅うめ擬もどきの実より小さくある紅色で写真のようにかたまって実がつく。以前はよく見かけたが近頃では少ないようである。盛花にするには大きな剣山にまずしっかりと唐水木をとめる。切Uを細かく割り、良両ぐ同押してから左斜前に主枝を傾けるυ白川水木は単純な枝振りなので前後に枝を加えて奥行を作らないと全然見所のない形になる。とくにこの盛花のようιシルなとりあわせで色を美しく見せようとするには実を多くつけた枝が必要である。椿や菊のように葉の多いものと一絡にいけるならもう少し長く怪やかに使った方が良い。水仙は六本の花だけを先にさし、葉はあとからそえた。又水の中をきれいに見せ、剣山をかくすのに白川砂をまいている。水盤には砂の必要なととが多い。剣山を安定させるのにもいるし、水盤の中が見える時には剣山かくしとして必要な上に飾りとして、いけた花がひき立つような砂が良い。小さいと剣山の針の間に入ってしまうので砂というより1仰位の小砂利の黒っぽいものを同意しておいていただきたい。私は白川砂の大小。真まぐ黒ろい石し、蛇紋石等を用意している。金魚屋に売っている五色石は一去に水草をいけた時には飾りとして美しい。真白な寒石砂だけは位わない方が良い。ンププ。。好きな花器の中には美術的価値も仕事柄多くの花器に閉まれて暮らしているが、つい何度でも使ってしまうものや、使いかけては途中でとりかえてしまう花器もある。テキストの写真とりの場合、なるべく同じ花器を使わないように心掛けているが、それでも京子に注意されて渋々とりかえることが多い。今月号では六頁の梅の生花に使った花瓶も何度か写真になっている。かよう会でもよく使われる花探は大体きまっているようで、花叩市を恕定して花をえらんで来られた場合、思っていた花器が先に人に使われていたりするとどうにもうまくいけられないで困っておられるのをよく見かけるが、その気持は私にもよく分か一日同く高価なものもあるが、ガラクタといってもいいような安物でも好きで大切にしているものもある。上等だと思えば嫌いな花器でも使わなければ損、みたいな気持になって無理していけるが、あまり良い花が入ったことはない。反対に安物の花器に自信のもてる花が入った時は実に楽しい気分が味わえるものである。そんな気持を何度もくり返して経験してくると、自分の好きなものとはどんなものなの花器についてみず木水山,a山天目粕水盤花器8

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