テキスト1983
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虎尼花ねじるりとら白お(投入れ)掻かき落おとし文花瓶λvu 花の量を多くした基本花型、標準的な基本花型を説明してみたので、少なくいける型も考えてみよう。前号のテキストでは寵に、真、副、留の三体でいける乙とを解説したが、乙乙では一応真・副・胴・留・中間・控の六枝を全部使った形でいけてみよう。但し花の向きは逆勝下となっている。副が右側、留が左側という乙とである。ほの胞は九月そのもの、早咲きの秘を見ると、どんなに暑くてももう秋になったのかなと感じてしまう。穂は二本。薄は胞の山山る頃になるとよく成長して松と葉の問が随分速くなってそのままいけると問伸びがするので、胞と葉に二分して、短くなった秘に下の方の葉をそえていけ穴(の侍は葉だけのものを前後になびかせる。一則は穂だけにした薄二木に葉をつける。胴の薄も葉だけだが、其・副・胴の集にはさまれると胞を低く使ってもうまくまとめる乙とができる。瑠璃虎尾は留、中間、控と三本使ったが、薄に対する根締めのような形になっている。いける木数が少ない場合主材に対する副材を大きく使うと、その副材に対するあしらいが必要となり、あっさりとしていて、よく締まった花をいけ上げようとする目的にそわないことになってしまう。との基本花型を小品化して行けば結極主材と副材の二木で事足りることになるが、以上ホ花型を科熟していれば奥行や含みをもたせられる。斜体副主型真・副・)]同…共に薄留・中間・控…共に瑠璃虎の尾各1本花器…・・・掻落し文花瓶p; 時{るま寓り0) Ai: 11 者lt

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