テキスト1983
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丹花カーネーション(向)山粟花器飴色利水盤基本型では初めの問は形の分かりゃすい花材を最小限度用いて構成の骨組を覚えるが、少しずつ量を多くして、それぞれの花材の持味を出してみたり、軽やかないけ方や、量感を盛り乙む乙とを和古して行く。立には栗を使っている。三本の中で太く少し低いのが立の主枝で後の二木は補助枝である。補助枝は主枝より細いものか、同じような太さのものなら低くそえる。期間主型を予定していける時には副や其は少し小さめに形をとると、留がのびのびとした感じに見える。嗣の山丹花は長くとり業を多くつけるようにしておくと水際の聞いになる。留にカーネーションを五本位っているがいけ上がった時の全体の花の量を考えるなら、この樹木型の盛花Kは必要な数である。いける木数を少なくしたい場人nkは企体のつりあいを考えながら減らしてノ打けばよい。図に留と示した以外のカーネーションは凡て補助枝なので主校ののびやかさを助けるよう考えて摘す。中間の山丹花は少し小さいのをえらんでいるが、嗣のような大輪なら一輪だけを低く挿すだけでよい。控の粟は細いのを少しだけ後に倒し、その左後にもう一本低く真との川を叫めるようにつけ加えた。本数を多くいける場合には主枝の形をはっきり出す事が大切である。盛花斜体留主型真……粟3木filiJ・…ーカーネーション2本/]同…一山丹花1木千百−−−−−カーネーション5本中間…山丹花2木件,・・−−粟2木イ山に粟2木をあしらう1ti~···飴色称水盤留具・・・剣山8

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