テキスト1982
94/152

品加③ブルガティーモンス−ア−フフェニックス黄花ドイツアザミ⑧海芋花器アンスリュ1ムモンス−ア一フチlクサラダボウル花器。ダリア八角型濃紺深鉢ブルガティlトルコブルl花器八表紙の花V縞段竹と蓮の葉にアンスリュlムをとりあわせてみたが色彩もよく、形もよくととのったいけ花になった。アンスリュlムは白と緑のほかし二本を右の上の方ο赤と緑のを一本左下に配し、花器は褐色で鎖線のような筋は金色である。この種のアンスリュlムを一般にオバケアンスとよんでいるが、その中でも白と緑のぼかしの入ったものが最も品が良く、長らくいけているが飽きない花である。少し高価ではあるが夏でも日もちがいいので、色の鮮やかな小花をとりあわせて小品花としても感じが良い。せをかえてプルガティーをもってきた。プルガティーにも白い斑が入っているが縞段竹と違って重く乾いた花である。表紙の花の場合は白いアンスリュlムが縞段竹にとけとんで行くような一体感があるが、乙乙ではアンスリュ1ムとブルガティlは対立したような感じをもたせながら美しくまとめられている。固いガッチリしたいけ花のようである。ととろがブルガティ!とのとりあわせをピンクと白の蓮の花のような、ダリアに変えてみると、ACの花Vのようにブルガティーがかわいい花に見えてきて全体が瑞々しくうるおってくる。三作のとりあわせを少しずつ変えて行くととで、一つの花の感じがとりあわせによって色々と違って見えるという乙とがはっきり分かっていただけると思う。大輸の黄花のドイツ煎は直径が6m位ある。少しクリーム色がかった海芋との配色Kは柔かい明るさがあって品が良い。そして褐色の木地色のサラダボウルともよく色があっている。乙の配色にのびやかさを与えるために、フェニックスの葉をそえ、水際をととのえるのにモンステラを二枚使い季節感より渋い明るさを考えたいけ花である。乙の四例を通じてとりあわせの変化で、それぞれの花の持味が少しずつ変って行くことを知り、自分のいけたいと思っている花の感じを適確につかんでいただきたい。AAの花V表紙の花に使ったアンスリュlムにとりあわABの花Vou au 〈司C> 〈=コ2

元のページ  ../index.html#94

このブックを見る