テキスト1982
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椿重玉柏栴で切筒花器敷板煤竹二重切筒杉白木雲市栴は正式には「香築梅」というそうである。柳、桑、木瓜等でも乙んな形になるのを霊竜何々とよんでいる。白花の八重で一月中国から一一月上句にかけて咲く。盆ぷゃい胞木でたまに見かける程度で花屋への入荷も少ない。比花にいける時注意したいのは普通の梅より折れやすい点。全体に曲がりくねっているのでぶ際なる・部分を予め選んでおくことである。手にした雲竜梅は長さ1・4m、根元の太さ3佃位のもの一本で、校が七本ついていた。根元から日仰の所でい川角に曲がり、そ乙から日仰のあたりに曲がっていた。その部分から出ている小枝をつけたまま聞に使い、その後の点に立や一川をまとめて挿している。立と宵パ凶は一木で副、見越、胴は切りとった校を用いた。折れやすい校なのでなるべく涜めずにすむように枝どりする乙とが大切である。乙れは中花全般について開立したい乙とで捺める持分は少ない方が良いにきまっている。写真ではわからないと思うが開は太い校が右斜前に出てその枝先から二重切筒の窓を後へ通り乙えて小枝をのばしている。留の枝先を後にのばして控の役も兼ねさせている訳である。上に挿した椿は淡桃色で全体の制子をやわらげている。花甲府は煤竹の二重切で何をいけても格者きがあって伎い良い。xm川雲龍梅.,:,:<-; [LI 仕三_£,よIJ邑11

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