テキスト1982
10/152

釆原羽山流第十四世家元襲名披露は十一月二十一日、午後六時からKBSホールの桑原専嵯流展会場の華麗な雰州気の中で折田正しく行われた。瀬津・慶定氏の先代専渓との師弟としての永い交際の中から得られた数々の経験を御話しいただき、私の襲名に関しては祖かい御気持を抗内外に御紹介いただき桑原咋院流代表としての御挨拶とされた。続いて芸術院会員の抗言の茂山千作先中に御挨拶いただいたが、先生は父の狂言の師でもあり、私述の仲人もして下さっている。父の好んだ「子の日の松」を謂って下さった。手嶋千俊御室流華務長は先代専渓の花道家としての偉大な業績を称えられ後をつぐ私への期待を花道界として求めて炉られる乙とを御話し頂いた。手間土風斑的流家元は関西いけばな第十四世家−冗昭和田年日月別円(土)午後6時より桑原市叩陸流展会場KBSホール研究グループの同人としての友情を切るく語って頂き嬉しく拝聴したυ粕芥別光一葉式いけ花家元は、展覧会のいけ乙みを通じて私達夫婦がいかによく働くかを称讃いただき今後の期作を寄せて下さった。私は家元としての重い責任に対する実感、乙こまで私を育てて下さった流内外の方々への感謝の気持を述べて御段拶させて頂いた。桜子も右くして副家元になった責任を大きく感じ、皆様への御力添を御願いしている。最後に山折田鹿斉先生の優しい閉会の砕で散会した。十四世家元としての私、副家元の桜子、後見としてのぷ子、花道家を士山ずはなへの温い御気持に応え、私達の花道に一一間磨きをかける決意を新たにした一タであった。襲名披露予−.....』6

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る