テキスト1981
66/156

アルストロエメリアアンスリュlムの葉(ガラス花瓶||メキシコ)何となくメキシコらしい無色透明なガラス花瓶である。倉敷のアイピースクエアで各国のガラス器展に出品されていた。中が丸見えになるようなガラス器には茎のきれいな花を用いたい。アルス卜ロエメリアは和名をユリズイセンという。原産地はチリ、アルゼンチンなど南アメリカ南部の草地である。日本では北海道や東北のような冷涼な地方でよく育つ。乙の頁のアルストロエメリアは長野県でハウス栽培されたものである。花の色は、白、ピンク、黄、赤、紫など豊富で変化に富んでいる。葉をとった緑の茎を二本花瓶の中で見苦しくないような形にさしこむ。あとの二木のアンスリュlムの葉とアルストロエメリア一本は浅くいけ、アンスリュlムの葉で花瓶のUをかくす。ζ乙にいけたアルストロエメリアは白を2本、ピンクが一本で淡い色調のいけばなである。ラス器を使っていけているが、いずれも花器の内部が見えるととを考慮して茎の美しい花をえらんだ。水も毎朝とりかえて、透明な美しさを大事にしてほしい。メキシフス2・3頁では初夏向きに無色のガコの花器ガ、‘、2

元のページ  ../index.html#66

このブックを見る