テキスト1981
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主軸花器の直時間+高与の日傭L一at図1の例として花器の直径が卸価『いけばな』の四季を考える先月号では各枝の役割を説明したので、次に各主枝の長さのとりかたについての解説に移る。よく使う花型として①立体真主型②立体副主型、①斜体留主型、④斜体胴主型、⑤斜体留主型の5型について説明したい。なお先月号で、立体留主型というのをいれていたが殆どいける乙とのない花型なので省略きせていただく。立体、斜体共に真主型、副主型では真及び副は、花器の直径、或は幅に花器の高さを加えた長さの一倍が標準となる。図解すると左のようになる(図1)高さが叩佃の花器であれば、花器の幅と高さを加えると却叩になる。従って主枝の長さは却価の一ω佃にとればよい。基本花型について・五f’’・五倍の主枝に対する他の枝は主枝をひき立てるように、短くなっていくのが当然である。立体の真主型であれば副は真の%位になり、同じく立体の副主型では真は一副の%位の高さになる。胴、留は前から見て低くは見えるが充分前につき出すようにいけるから主枝の%に近い長さが必要である。中間と控は主枝の%より少し短くなる。特に控は中間より更に短くなり主枝の半分位になることが多斜体では副主型、胴主型、留主型が主としていけられる基本型である。斜体においても主枝は花器の幅或いは直径K花器の高さを加えた長さの一・五倍でよい。花器にも色々と変った形のものがあるにしても、大体の目安として幅と高さを基準にすれば花器に応じた大きさの花をいけることができる。ここにとり上げた5例の基本型は初心者向きの花型で、この型を利用して、枝どりの方法、枝や葉のさばき方、水際のととのえ方を習熟するためのものである。乙の5型がいけ分けられるようになれば少し変った花型についての要点も理解できるようになり瓶花(なげいれ)についても、おおよその事は見当がついてくる。、ーlti [:;…きl

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