テキスト1981
11/156

4ュlチャリス(アマゾンリリlアロカシヤ若松白陶水盤(竹内真三郎氏作)いつかヒガンバナ科は美人揃いだと書いたが乙のアマゾンリリlも純白の美女である。全く白いのである。この花をいけていると、葉のグリーン以外の色はまぜたくなくなる。花器も白、スイートピーも白花をとりあわせたが十二月には少し冷たい感じのいけばなかも知れない。私は白い花をよく使うが白い花は花同志の配色を強めたり、やわらかくほかすζとが山来る。例えば附紅色のパラとピンクのパラをとりあわせるような時、白花があると同系色の濃淡が自然にとけ合ってやわらかな色調が得られる。新鮮な花であればその花一本だけを見ている場合美しくない花はない。と乙ろがその美しい花同志二種、三極ととりあわせてみるとだんだん美しくなくなって来るοそんな場介hい花を一花まぜ合わせるとうまくおさまってくれるuとりあわせの初少的な段表でも’円い花は重要な花である。アマゾンリリl(ユlチャリス)はコロンビアの高地の原産で日本では冬の温室で花を聞く。花の直径は7佃位で芳香がある。ンバナ科のヒメノカリスの近縁で花の形はラッパズイセンに似ている。園芸家の問ではそれ程珍しくない花でも私達が切花として手に入れられる花としては少ない花である。野山でなく花屋をまわるのも来しいものである。ヒガ一緑一)と7 ’日

元のページ  ../index.html#11

このブックを見る