テキスト1980
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るοアンスリュlムの葉を後方右へ一本高く立て、ζの葉によたυ七月の盛花としては明快な調子のものである。女郎花を主材に用い、白キキョウ、紅白パラ、アンスリユ|ムを一枚あしらって、陶芸の花材の色彩的な盛花をつくる。女郎花を上方と中聞に、また右方へ軽い一本をさし加えて、ひろやかな花形をつくり上げる。白桔梗を副と中央高くさし入れ、その前方まん中から後方へかけて紅色のパラ三本を入れって明るく軽やかな感じを出す。乙のアンスリュlムを加える乙とによって、乙の盛花に新鮮な感じを作る乙とが出来た。花器は腰高の水盤を用い、全体に悔やかな調子の花を作っ7月5日デナラキココシル今日の花材は、シランの実つきの葉、紫桔梗、河原ナデシコ、ナルコユリの四種盛花である。シランは五月に紅色の花が咲き互になって実となる。流線型の葉が長くのびて一見すすきの葉の様に流麗な形となる。花が実となって中々風雅な趣があり、花材としても使いやすい姿のよい材料であるο乙れに紫桔梗を添え、河原ナデシコの紅色、足もとにナルコユリのふいり葉を加えて四種類で盛花を作る。ナルコユリの褐色の突が形よく風雅だが、留の部へ葉を長くさし出して、ひろやかな感じに作り上げる。また、後方にナルコユリの葉をさし出して奥行をつくる。中央部分と左右へ長くナデシコを入れ、前部と左方すそもとにナルコユリを入れて水ぎわをととのえる。キキョウ一輸をすそもとへ入れ配色をとる。今日の花は山草のやさしさ、風雅を’つつした盛花である。教場のいけばなその配合例ノ可フ7月12日オミナエシアンスリームの葉白桔梗ンシキウヨナユ(2) 8

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