テキスト1980
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ラン2本、赤褐色に緑の葉のエチナセ。白地に藍絵の水盤υ花はコチョウァ、水盤の藍色に白と褐色の配合がとてもよい。花形は単純だがはっきりとした個性のある盛花である。乙の花材費は七、000円でいささか高価だったが、なんとなくすっきりしていると思う。乙の水盤は淡青磁に染附図案(てっせん模様)が附かれており、夏向きの花器として好ましい。河骨、蓮などを活けるのに適している。(清水焼)の葉の緑。乙の三種の配〈円である。リアトリスの頭をそろえて立て、て、、ダリアを前方後方に添える。温和な花形だが、色彩的には赤系統と緑の配合が中々美しい。乙の盛花の場合にはヤシの葉が前向きに挿してあると乙ろに変化があり、その後方のダリアの2輸の花が色彩的K効呆を山していると思う。かっちりとした技巧的な盛花であり、水盤の丸形によく調子がのっていると思う。。リアトリスの赤紫、ダリアは紅白交色、ヤシヤシの葉を前向きに2本挿し7 。

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