テキスト1980
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せいかてみるととにした。生花は白木種の草木を材料に使う乙とが普通になっているのだが、洋花を使うと感じが変ってみえ、色彩的にも美しく、これまでにない面白さが感じられる。洋花の草花は平均して寸法も短いし、は技術的にもむずかしいが、出来上った作品には明るい感じがして楽しい生花が作れる。乙の月は少し調子をかえて洋花を生花に活け生花の形を作るにとれまでにない思い切った工夫が必要であり新しく別の生花を作りあげるような考え方が第一に望まれる。もちろん花器の選択にも注意して、しっくりと調和する美しさが望ましい。巻頭写真に「カーネーション」作って掲載したが、机室咲きのピンクのカーネーションのうち、つぼみの材料を交えて真2木、副1木、胴2木、開2本、前置1木、控1本と基木的な花の配置で花型を作っている。9木で生花を洋花を生花に活けてみよ、官ヲ[火毎月1回発行桑原専慶流生花カーネーション編集発行京都市中京区六角;m烏丸西入宅.桑原専鹿流家元1980年2月発行No. 200 いけばなつ

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