テキスト1980
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初級者向きの生花で二輪付の白菊を五本。真一刷胴期間控だけの基本的な行の形である。菊の生花に選ぶ菊は大ていの場合二輪付の中輪菊がよいむ大輪菊なら相当高くいけないと満聞になった時重くて見ていられないような花になる。二輪付の中菊で葉付きがよくてしまったものなら五本あれば各枝にあてはめるのも楽である。最初に真をえらび出すυ真は真直立った姿を見せるのでとくに葉の良いものを使うむその上平仮名の「く」の字型にまがったものがあれば中し分ない。次に別。留と良い枝をとっておく。胴と控は残りの二本で良えらび出した菊は葉を一枚もいためないよう葉と葉の聞をつまむようにして持つ。ためまげる時も葉と葉の間で親指の爪で茎をおしつぶしてからまげる。完全におしつぶしていないと簡単に折れて使えなくなる。配り木にまず副をいれその隣りは胴。胴の後に真、嗣の横に留、隣りに控と配って水際をそろえてから形をととのえ、葉をさばき直して最後に水面のゴミを取り去る。初級者向、きH菊H真のの生花サドA司輸(花材〉10 •

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