テキスト1979
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月号)は26でありますが、特に注意してほしュウサイラン、キキョウさて(8月•98月はじめより下旬へかけてヨーロッ。ハ各地へ訪問旅行に行く計画でおります。今度は遊覧旅行ではなく、ある目的をもって勉強かたがたの旅行なのです。カねてから考えていることですが、私達のいけばな展というものは、会場に展示する作品鑑賞という形式をとっていますが、花を見る一種のショー的な演出方法について、新しい表現様式について考えるべきではないか、動きのある花の装飾芸術についての様式を考えるべきではないか、そんな点について外国の飾花と庭園花地などのデザインを見て廻ろうと考えているわけです。また、出来るだけ機会をつかんで、俊れたショーを見るつもりです。同時に、デザインのよい花器に使えるような道具類も買って来ようと考えている次第です。このテキストは8月号と9月号を一紹にして編集しましたが(次号は10月に入ってから発行します)ご涼解下さるようお顧いいたします。(専渓)この号のテキスト枚の作品写真を掲戟しています。そのうち、生花5作、瓶花いのは、流麗な線、ひろがりのある形の作品、特徴のあるものがあります。テッセン、アリアム柑楓、トルコキキョウ(P5)アジサイ、ヒメュリ(p12)ビワ、ヒメュリまた、花をあつめて形を作ったもの白バラ、ケイトウ、ユウギリソウダリア、アンセミス、アジサイ女郎花、ニヒマワリ、ヤツデ以上の様に作意に変化がある事を考えて下さい。21作(P1)(p15)(p2)(p2)(p15)(p4)、毎月1回発行テッセン桑原専慶流アリアム編集発行京都市中京区六角通烏丸両入桑原専疫流家元]979年8・9月合併号しヽけばなNo. 194・195

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