テキスト1979
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ススキササユリフトイカスミソウシンビジュームバンダの葉(凡6の平卓)この台は桜の木地のままの平卓である。横、奥行い台、喧量があり、私の家へ来てから四十年になる。散々使われた台で、中国風のデザインがあるのだが、芦回松製のイミテーションも77cm42cm凡5の高卓二佃も戦前よりあるもので、いのである。そのころ十五円で買ったもの。のかなり大きずれも十五円から二十円程度で買ったもので、そのころの貨幣価値が思い出される。さんざん使い古した花台である。(Nu6) 7 (13) 洋室の渾りばなとして謁和するスタイルである。フイトとカスミソウという取合せは涼しげな!必じがあり、初及の花として適切な杞介だが、i'(薗の花を入れ、株もとにバンダの葉を添えて、かなり技巧的な瓶花である。フトイは水盤に向く材料だが、この梯な花器にも謁和する場合がある。花器と他の材料との配合によって、一つの感覚が生まれる。@ R R

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