テキスト1979
61/151

、ら~'ー●Jぃ99ぃが がヽヽ鬱夕ヽ'Rュスラウメの花、農村に多い木の花だが都市の花屋ではあまり見かけない材料である。なんとなく野趣のある花だが4月10日の今日ではすでに満開を咲きすぎている。少し残りのつぼみのある枝をあつめて、福色の鉢に活ける。この木の個性を考えて上方にのびる枝をつっ立てて、その中に自然の風雅を感じるような盛花を作った。写真としては満開の花が効呆的で中々よい写真になっている。株もとにつけたカキツバタの葉、ユスラウメの派' . , .9≪’` 手やかな花に対して、カキッバタの花は引き立たないし不必要であり、葉のみ入れた方が清楚に淡泊な感じがする。晩春の盛花としてこんな趣味の花も季節感があってよいと思っ゜a R 京都の彼岸桜はすでに満閲である。なるべく人の少ない山狭の遅桜をみようと丹波山国へ車を走らせる。嵯峨から高却をすぎて渓流にそうた問山街道を約一時間ばかり、やがて山国の町へ入る。山国の町は静かに美しくさらにその奥の細道を行きつくところ、渓谷を背負うようにして「常照皇寺」がある。境内の枝垂桜はすでに満開をすぎて、し早い。山をめぐらすこの山狭の村を「周山」とはよく名付けたものと思う。山添いの道に咲く吉野桜は幾十株となく咲きつづいてはなやかに、また、わびしくも寂謬の野路を飾っている。有名な「車返しの桜」には少\`中ー*ご,d9 `如秀も及這^‘も‘`ん.、',Si/ -S:`f')f‘it*^w\ぶ`1 マ碕≫震みt`J`f.\A.. . '。^\9"、\`*討 、^ tぶ やー, -・ ’~ 常照皇寺(京都山国)Jf..

元のページ  ../index.html#61

このブックを見る