テキスト1979
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狂言の中に「木六駄」というのがある。狂言の中での名作といわれるものだが、私が出演したのは数年以前、京都観世会館の舞台だった。太良冠者が主人のいいつけで、木六駄炭六駄を牛に栢んで雪の山路を登って行く。峙の茶屋で酒をのみ興に乗じて舞をまうという筋書きだが司~ 木き① 情緒とューモアがあって、変化に富いえる。この四十分ほどの舞台の中に、雪のむ狂言である。名作といわれるだけに演者にとってはむずかしいものだが、それだけに見せ場の多い狂言と雪のお話の一っとして、息い出の写真を掲載することにした。お笑いぐさにどうぞ。(演者・専渓)(狂日)かためて花形を作った。対照形の瓶花。アカシャフリージャ温室咲きのアカシャは淡黄色の細花が群がっている。白花のフリージャこれは葉をとりさって,花軸の細い茎を横へ流麗な形に入れる。花器はイタリアの陶器で赤と濃い青色と黄色の強い色調の花瓶である。アカシャの枝を切りあつめて,ハリガネを使ってまる<. -ぷ•一:.. 一----...Lろノヽ<駄だ6

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