このページと対。ヘージに「ヒイラギナンテン」と「ストック」を活ける。この二つとも私の嫌いな材料である。ヒイラギナンテンは形も平凡だし品格に乏しい。ストックは色として美しく、ことにここに使っているのは淡紫色の鮮屈な種類だが、これも形が平凡な材料で而白くない材料である。しかし普通の盛花瓶花として使うからよくないので、これについて考えてみよう。ヒイラギナソテンを10本ほども集めて幹と葉を前後に重ね、頭を揃えて活ければ感じが変るかもしれない。また、ストックは花を短く切って頭を揃えるような活け方がよいと考える。この次のテキストに研究作品として活けることにする。ストックは大衆的な花であるだけに活け方を考えたい。ひいらぎなんてんの名がある。いけばな材料としては好ましい材料ではないが，冬季にかけて葉が紅葉するころ盛花材料として用いることが多い。淡黄の菊を取合せて盛花を作る。練習用花材として適当。R 庭に植えることの多い低木である。葉が柊に似ており，また南天にもよく似ているのでこ白菊@ R 10
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