テキスト1979
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8月8日、スイスの中心都市「ベルン」を出発。今日はバス旅行である。午前10時、スイス北端のバーゼルに若く。ここはフランス、ドイツ、スイスの三国に面した国境の町で検問所がある。国道に面したところに事務所があり、ドイツ、スイスの国旗が立っていてなんとなく心がひきしまる。直線となり、両側に低い森がつづいている。スイスは花が多かったが、ドイツ領へ入ると国道はほとんどドイツに入ると花は見られなくなり日木の皿道を走っているのと変りはない。約一時間程度でドイツの町フライブルクに着く。中世の都市といった感じの俊雅な町である。古風な電車が走っており、時計台の下を通⑧ りぬけて行く。この時計台の塔屋には金色の彫刻があり古色蒼然として落若きがみられる。小さい町だが服飾店や家具類も中々優雅な面品が陳列されている。ドイツの田園地帯を走りつづけ、午後6時に森の中にあ玄関の前の植込みの草花と芝生の花車様式の花が意匠的である。17世紀の建造物で、貴族の館だった(エーリンゲンのホテルにて)るエーリンゲンのホテルに粋く。芥然とした森の中にあるこのホテルはもの。古雅な様式と典雅な装飾のホテルだった。庭園の花が美しい。5 ;-. スキオミナェシCty 掲色のワレモコウの実,数多く集めると面白い!必じが出ます。アンスリームの葉を左右にひろげて挿し,トクサの細い茎を挿しこんでみると,明るい感じの盛花となった。花のないところが将想である。変った配合である。リンドウは初秋の盛花として自然写実の配合といえる。変った感じではないが,こんな配合も季節的に好ましいものである。すすきは(ヤハズ)の薄で葉が細かい。R この盛花は温和な季節の盛花である。すすき,女郎花,りんどうの色彩

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