R「あなたはきっと多幸になります」という花言葉があって、ロマンチックなあこがれの花でもある。北海道や東北地方の山野に野生するというこの花。このごろは花屋の店頭でも多く見られるようになったが、さて、盛花に活けようとすると中々むずかしい。二、三本をガラス瓶などに入れるのが普通だが、写真のように数多く活けるのには中々工夫がいる。一本ずつをそのまま挿す、というやり方と花と葉を別々にして配置や空間、ならべ方を変え変化を考えて挿したのがこの盛花であるR c 3 スズランシャクヤクる。花の頭をならべるように挿したが，明るい色彩の疑華な盛花となった。下葉がたっぷりとしてどっしりと安定した形である。ボタンとシャクヤクは小細工のない豊かな感じの花皇が好ましい。c 紅白のシャクヤクを7本，紺色の大きい鉢に活け
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