テキスト1978
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Rなんてん、白花のバラの二種をトルコ百の壷に活ける。左方の副を長くその後の短い真、後方深く控の位置へ三本のなんてんを入れ中間から留へかけてバラを五本入れる。温和な花形の瓶花である。緑の葉と白い花の淵和はすがすがしい感じである。八月の末にこのテキストの写真をとり、さらに九月の五日に二回目の写真をとったが、その中の一作である。c一過間ほど後に撮影したのだが、九月に入るとすっかり秋らしくなり、新秋の感じの花が見られるようになった。コスモスの新鮮な紅色の花に111シダを添えて瓶花に活けた。コスモスは季節感のある花だが白黒の写真では弱々しくその秘じが出ない。山シダを添えて左右にひろがりのある形に活けたが、取合せとしてはよく黄みどりのシダの色と紅色の花が怪く美しい。RオバナRナンテンc コc スモストルコキキョウ白バラシ/ダ@ 11

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