テキスト1977
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rし、.円‘1000円と三段階のお値段をきめて皆さんがお稽古に使っていらっしゃる花材費は一回いくらぐらいですか。でお買いになる瓶花や盛花のお花代はどの位でしょうか。ここでは五00円、七00町の花屋カユウ花屋で取合わせしたのを、早速活けてみました。案外、安くてもよいのがあります。安いのから少し高級のまで。花器もなるべく調和のよいものを選んで、さてどんなお花が活かることでしょう。(3作)ツバキRャプツバキの赤、カユー3本の取合せです。右勝手の真主形の花形に活けました。赤椿とカユウの白花との対照は簡索な花ながら上品にみえます。椿にはっぽみも少なくお値段相応の下級品です。とにかく一応はお稽古が出来る程度というお花です。挿花時間を書き添えておきます。(挿花H.3月2日)R淡黄の花いっぱいのアカシャ、白と赤を染めわけたチューリップ2本。花形は右勝手の対照型です。花器は冑色と淡褐色の高足盛花器。チューリップは3本のうち2本だけ使った。これは配合もよく色彩的にも美しい。明る<春らしい盛花になりました。(挿花時間・12分)(挿花日・3月2日)(挿花時間・15分)⑧ アカシアチューリッ。フ5 00円の花材費で活けるR 4

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