テキスト1977
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:'’霞~ヽ‘~35.rに'·~し~p:品.昧.E,., j R葉蘭の生花c葉蘭の生花(11枚)(13枚)Rばらんを一枚とってみると、中心の葉軸より右の広いもの、左の広いものの二種にな一.ている。この二種の葉を適当な場所につかうことがまず大切である。R図は右勝手九枚の花形で、真、真かこい、見越、訓、胴、胴のしづみ、留、総かこい、控の各部に一枚ずつ葉をつかってある。右寄りと左寄りの葉を適宜に使って花形をよくするのだが、主として真、真かこい、見越、副の上部の葉を選択すればよい。それ以上望むことは不可能に近い。筆で書けない技術が多いのでここでの説明は省略する。また、葉の大小をよく選択することも肝蓉。<ばり木の穴の小さいものを使うこと。材だった。中々思う様にならないし、父はすでに亡くなり、教えて呉れる人もなく、後で考えるとなんでもない技法を助言して呉れる人もない。随分苦しんだ後、やっと自分自易で活け方を見出したときは、実にこの上もない喜び、貴重な発見だった。自分自身が努力して掘り出す様なそんな花である。さて、11枚の場合は掲載の絵図Rの様に、9枚の花型に(胴の沈み)(留の菫ね葉)の2枚を加える。少し厚味を増すことになる。1枚)を加える。真の裏の葉は(裏巻葉)といって13枚ではじめて入れる葉である。葉閾は9枚11枚13枚程度がいちばん好ましく、上品に見られる花形である。数多く入れるほど品位が落ちる。R私の20オぐらいの頃、この葉蘭の生花がいちばん嫌いな花c13枚の花型は、11枚にさらに(胴の沈み1枚)(真の裏に単調な緑の葉を生花の技法によって美しく作る莱ば蘭t11

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