テキスト1977
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5ページには。ハインコーンを花器に立てて盛花を作ったが、この作品では、うすい楕円形の水盤を使って盛もの(鑑宜果)の様式にならべた、クロトンの葉、白色のバラ一輪をアクセントにつけて、盛花というよりは装飾的意匠的な飾りばなといった感じの作品である。家庭の花というよりは、いけばな展の出品として、大きい店舗のウインドウ飾りとして使ったら、と思う。意匠的な花であるから手ぎれいな技巧で作り上げることが必要である。R クロトン゜、ノインコーン、7ノラcすすきの尾花が大きく美しい。葉をつけて活けるのも風情があり、また尾花だけを使って盛花にさすのも中々よいものである。尾花に洋花をつけるのも意外に調和がよく、バラ、ダリア、洋蘭の花などよくうつる。洋種の葉ものとの調和もよい。この盛花はトラノオの紫の花を添えて活けたが、花葉の形と尾花との対照もよく、色彩的にもしっくりとして配色がよい。c ススキトラノオ⑧7‘ ` \ ヽ

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