テキスト1977
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鉢植えのカラジュームの葉を切りとって活ける。水揚もよく新鮮な感じがあって夏季にはことに好ましい材料である。洋蘭の白を添えて、青色の壷に挿す。オアシス程度に切り分け、これを使って花茎を挿し花形を作る。洋花の細い茎のものはことに挿しやすい。手早く自由に形が作れて使利のよいものである。軽やかに明るい洋奎向き。カラジュームデンドロビューム(洋花店で一個約五00円程度)を花器に入る。ハン。ハきで珍しい品種である。。ハンパスと同じようにニメーター程度のものがあり、穂もたっぷりとして大きい。この写真の穂は小さく貧弱だが、普通の盛花には手頃の大きさである。ヵュウの白花を三本、庭のフキの葉を添えて活ける。単調な盛花ではあるが、ふきのみずみずしさがよく調和して夏季の花として新鮮な感じがする。フキは切りとってすぐ足もとを熱褐で煮き水拗げをする。スの穂はよく見なれているのだが、これは調子の変わったすすウバ(洋種のおばな)カユウふきオアシスを使ってすこし感じの違うすすきの穂一”―/ 13

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